その後の話

...and they lived happily ever after.

親不知を抜いた話

本当は先週抜歯の予定だったのだが風邪が全然治らず今日にリスケになった。しかし風邪以来持病の低音障害型感音難聴の症状が出ており、今は抜歯後の痛みと耳の不快感以外の感覚が死んでいる。健康に生きたい。

 

健康診断、人間ドックになってから再検査および専門医送りにならなかったことがないのだが、初回で胆嚢線筋症が見つかり翌週には腹腔鏡下で全摘、翌年は視神経乳頭陥凹で緑内障予備軍として半年ごとに経過観察、その次の年は子宮頸がんですぐ手術に(現在は寛解しており経過観察)、その次の年は中性脂肪が200を超えて再検査。今年は何が見つかるんでしょうか。もう手術は嫌だ、、

 

誰を見てもそんなに羨ましいとか思わないタイプだったのだが、30過ぎてからは当たり前に健康を享受して無茶な遊び方や働き方している人のことだけは見ていてつらい気持ちになることが増えた。別に何も、とんでもない遊び方も働き方もしてないが、私は自分の健康の機嫌を伺いながら生きていくほかない。私の内耳を解剖してこの病気の解明の役に立てて欲しい。症状が出たまま死ねたら役に立てそうだけど、この不快な症状が出たまま死ぬのは嫌だな。

 

親不知は事前に告知されていたように砕かれて骨の中から摘出された。ビビリなので鎮静剤をお願いしたのだが、毎度のことながらセデーションから目が覚めてくる感じの多幸感に満ち溢れている感じが好き過ぎて、一生ずっとセデーション化で管理されたいという気持ちを今日も強くした。痛み止めは2-3時間しか効かず、6時間に一度しか飲めない。何故なのか。理不尽な気持ちを抱えながら横になっていたが仕事の電話が入りヨロヨロとひとつ片付けた。健康になりたい。それだけ。